kuro9627のブログ

黒渕紀夫のつぶやき

わが・まま

北斎の波は真冬の遠く富士

 

穏やかな毎日、天候も含めてだが、数百キロ離れた輪島は地震で壊れた。

数十年前になるが、キャンピングカーを所持していたころに輪島の海辺に数日留まったことがある。距離の長い橋を渡り島のキャンピング場は芝生で囲まれていた。小魚の名前は忘れてしまったが、美味しすぎてご飯が足りなくなるに因んだ名前だった。ママカリだったかな?炭火で焼いて食べた。

火事で焼け野原になったらしいが、朝市にも行った。加賀温泉にも行った。

こうして考えると、私は随分と走り回ったなぁと思ったりする。今年で83歳、同年齢のアホの坂田、写真家の篠山紀信の死の報道は、まさに死出の旅路の出発点なのだろうか。

生きていたって中途半端な家族親戚友人関係の中での私の死は何の足跡も残らない。これでいいんですよ!

人生の勝利者は長生きした人です。私の年齢でも、死因に老衰という名前が付くようだ。

でも、老いて衰えて歩行を含め不自由な身体になっても、文章は書ける。筆達者とは言わないが、頭の体操には良いように思う。

此処からは「人生の勝利者」を目指すことにするか?