kuro9627のブログ

黒渕紀夫のつぶやき

死は身近に

※いろり端秋山小兵衛の根深汁

  

 先日、住んでいる別荘地に救急サイレンを響かせながら近所の家の前に停車した。

 散歩の途中や車での出かけによく逢う人で、ビーブル犬と散歩をしている人だ。

 犬とのひとり暮らしの年配者だが、以降、家の灯りは消灯したままだ。

 犬はどうしたのか、本人はどうなったか、まったく不明だが異変の起きたことには違いなく、当方にはどうしたのかな?程度の想いしかないのだが・・・

 ある日突然に「死」はやってくる。わたしもそんな年齢になっている。

 死は人間の消滅でありこの世から消えてしまうことだ。未だに新聞紙上に名前が載るアベさんは別格として、だからと云って空港の呼び名に「安倍晋三空港」とするなどとする著名人には笑いしかない。刺殺された人間の人となりで社会生活上での地位で犯人の刑に違いがでるのかどうか私にはわからないが、犯行の際にはすべからく精神異常者ではないのだろうか?精神異常者には罪の罰はない。

 

 私と知り合う前の過去の行状をすべからく知っていることも理由になるのだろうが、同居しているM子の肩で風を切る態度のでかい生き方に時折に腹立つこともあり、それが因で口喧嘩から私の無言生活が始まる。まったくに無視をする。間に日が嵩むと通常の生活に戻るのだが、こんな時「俺の最期がこんなバカ女と・・・」大きく悔やむ。

 今日から無言生活に入ったが、私自身はまったく苦にならない。一のことを十にして話すのがM子なら十のことを一にして話すのが私だ。こんな状態になると、一人で余生を過ごしたい・・・となる。

 八十一歳にもなって子供染みた私の戯言である。