kuro9627のブログ

黒渕紀夫のつぶやき

人格否定

※冬ざれの絵馬に祈願の尼の寺

 

昨日、今日と売買覚悟の骨とう品絵画の査定を受けた。

わたし自身が趣味で集めた陶器絵画だが、有名な作者の名が無い限り、品物がよくても価格の設定は難しいと云われた。

見立て人が、志野焼き・備前焼すら理解できていないのにそれこそ価格設定などは無理な相談だ。

結局は、私の趣味・道楽が今の時代にマッチしないと云うことだ。

私の一番の推しの「鐵骨生春」も横幅が3メートル以上あるので、一般家庭には飾る場所が無いと云われた。

つまるところ、私自身の衰弱に合わせ趣味道楽の品々も朽ち果てる運命にあると云うことになる。

とどのつまりは私自身の人格否定となる。

寂しいことだが、受け入れることしかない。

 

風邪ひとつひかずに元気が取柄の今日この頃だが、天敵のM子は、電気ガス代高騰の報道があってから「節約!せつやく!」と今日も寒さがきついのに灯油ストーブがOFFのままだ。この丈夫な身体、やはり、父母には感謝しかない。

 

トルコの地震、西日本の地震の20倍の規模と聴くが、まったく予想がつかない。4メートルのズレと聴くとなんとなく理解できる。

50代の頃10日間のトルコ一周のバス旅行をしたが、インドと同様に子供たちの笑顔が素敵だったことが頭に残っている。イスタンブールの毎朝の街角のパンやの蒸気で鳴らす笛の音やイスラム教の立派な教会、この国は宗教の教えに背き酒類の販売が自由であり、そのことがトルコ国の発展に寄与している。

10か国程度の海外旅行だが、時々に夢に出てくる。

そして、骨とう品と同様、朽ち果て、死=消滅に急速に近づいているのだが、そう急ぐな!のんびり逝こうぜ!