kuro9627のブログ

黒渕紀夫のつぶやき

寒い!

※ひと秋を越えてひと冬ひと春と生きるを繋ぐ季節の彩

 

キウイの実が20個ほどあったが、昨夜の風で落下、拾おうとしたが、腐葉土と落葉でふっかふかで拾うのを諦めた。

それでも、S君に頂戴したキウイが林檎と一緒にビニール袋に入っている。そろそろ食べごろか。

この時節、果物はやはり、ミカンだ。毎日2個3個と食している。身体は至って健康!丈夫な身体に産んでくれた両親に感謝!

 

先日、いつもの日帰り温泉で着替え中に同年輩らしき老人が倒れた。スタッフが心臓マッサージして救急車で運ばれた。生から死へ、人間のこの世からの消え方はいろいろだ。

 

今日の朝食兼昼食は、ヒジキご飯の入ったお稲荷さん。2個で充分な身体になった。夕食も残り物のお稲荷さんだ。

こうして、うだうだと長らえてやがては消える。この世がすべてである。あの世など、死の恐怖から生まれたバーチャルな世界だ。

死に際に視る夢が楽しければ極楽、苦痛に満ちていたら地獄。

父の死に際に立ち入ったが、ゆうたりとした鼾をかきながら、おだやかに極楽に逝ったように見えた。大学附属病院に、一日2本しか入らない薬を処方されながら穏やかに天国に逝った。

担当だった佐藤誠教授は、戦後の食の貧しい時代に母の姉から白いご飯の大きなおにぎりを食べさせてもらった、と昔の話をしていた。

日本の戦後はそんなもんだった。イスラエルガザ地区ウクライナなど、今もって戦争の傷から逃れられない。日本が秘密裏に艦隊をハワイまで侵攻、第二次大戦の開戦の6か月前に誕生した私ですが、以降80年近く平和な社会があってその中でぬくぬくと穏やかに生きられたことは恵まれた一生と感謝の念しかない。

やがて、まもなく、バーチャルな彼の世とやらに逝く。

森鴎外は「チェ!」と舌打ちしながら逝ったらしいが、できれば、父のように鼾をかきながらゆったりと穏やかに逝きたいものよ・・・・